麻雀の読みについての基本的な持論

「なんでそんな危険な牌を、ばしばし切れるんですか?」と
O田君に聞かれたので、今回は基本的な読みについて二つ紹介するお(≡^ω^)
麻雀に興味がない人は、まったく訳分からん文章なので見ないでください。


【手出しかツモ切りのリーチかを見る】
これは基本中の基本。手出しの牌によるリーチだったら、
ソバテン警戒で、その周辺の牌は決して切らない。
さらに、その直前に手出しで切った牌の周辺も同様に危険なので
決して切らない。
ツモ切りによるリーチだったら、①愚形によるリーチか、②出やすい待ちのリーチ
もしくは、③手変わりを待ってのリーチの3種類が考えられるので
最後に手出しで切った牌に着目して考える。
たとえば3順前に4萬を手出しで切って、ツモ切りが続いた後にリーチが来た場合は、
その筋牌が怪しいと考える(一番単純な例だけど・・^^;)
③の例はこれに当てはまらないけれど、基本的に最後に手出しで切った牌を中心に
考えると良いかもです。
まあ、手変わりを待ってて、結局待ちきれずにリーチしてきたんだから
振り込んでも安いとは思うんですが・・。


あと、全員分の捨て牌を見て、どの牌がツモ切りか手出しかを最低3順、できれば6順分覚えていられると
ダマテンに対するサバキがかなり上達すると思います。
(A君が6順前に白を切り、B君とC君がその後ツモ切りを繰り返した場合
 6順後に白を切ってもアタられる可能性は非常に低いため、安全牌の選択肢が広がる)




【打ち手のタイプ】
自分は人固有の癖を見て、その人の待ち牌とかを絞り込んでいきます。
いわゆるウサギちゃんと呼ばれているタイプの人達に対しては
聴牌したかどうか、待ち牌の種類や数字、役の高い低いなどの癖を
把握している自信があるので、盗塁し放題になります。
でも、これはかなり特殊な観察眼が必要となるので、今回は一番汎用的なものを紹介します。
人の癖には色々ありますが、もっともその人の癖が現れやすいものが
序盤の捨て牌です。


麻雀打ちには大別して、①牌効率重視派と②古典的麻雀派の二つがあると思います。
①はその名のとおり、牌の効率を極限まで重視し、
最速聴牌とツモアガリを目指す、かなり攻撃的なタイプです。
②は、捨て牌に工夫を凝らし、ロンアガリを目指す防御的なタイプです。
例えば配牌に7萬7萬8萬とあった場合、①のタイプは、最後までこの牌を持ち続けます。
②のタイプは、2〜3順目以内に7萬を切る打ち方を高確率でします。
相手がアガった際に、捨て牌とアガった形を比較すれば、
その人がどちらのタイプの打ち手かが分かります。


その人が仮に、①のタイプの打ち手だと判明した場合は
その後の半荘のサバキが、かなり容易になります。
基本的に①のタイプの打ち手は、牌の受け入れの可能性を
最大まで広げようとするため、2〜3順目に7萬7萬8萬の形から
7萬を落とすといったことができないのです。
と言うことは、①のタイプの人間がリーチをしてきても、
2〜3順目に7萬を切っていたら、8萬と9萬はかなりの確率で
通るというわけです。
(チートイの可能性も残ってはいるけれど、チートイは捨て牌に癖がでまくるので
 回避は可能と考える)


自分的には、②のタイプの打ち手よりも、①のタイプの打ち手のほうが遥かにやり易いです。
ハンターハンターで病犬が、毒で動けなくなっているウボォーギンに対して
「筋肉馬鹿がっ!手玉だぜ!」と言っていますが、まさにそんな気分です。



こんな感じで基本的な読みをやっていきます。
他にも色々あるんですが、滅茶苦茶長くなるので割愛します。
とりあえず、手出しとツモ切りの区別がつくようにしてくらはい(≡@ω@)