ミッデルハルニスの並木道


ホッベマの作品。
一点透視の勉強をしようとしてたら出てきた絵。
17世紀の絵画は、肖像画とか宗教画が非常に多くて
農民の日常を描いた作品はあまり見たことが無かったから
とても新鮮に見えました。


あと、これは一見自然を描いた絵に見えるけど、
農地や道、水路を守るための並木など
実は全て、人の手によって作られた景色だということがわかります。


この時代は、中世農業革命を通じて農民の力が向上してきた頃なので、
「この景色はすべて自分の手で作り上げたんだ」という
農民の意地のようなものが絵に込められてる気がして
とても興味深いです。


道というものは、一度作られれば
相当な期間(千年単位で)残るものなので
この景色は今もオランダのどこかに残ってるかもしれません。
そう思うと、ゾクゾクしますね^0^






全然関係ないですが、もうすぐアクセス数が7万になります。
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