カレーライスと日本人
森枝卓士の「カレーライスと日本人」を読みました。
洋食として明治に入ってきたカレーライスが、どのような経緯で
日本の国民食となっていったかを学術的（？）に捉えた本です。
面白いです。一気に読んでしまいました。
単にカレーの歴史を綴るだけの本ではなく、美味しいカレーの作り方とかも
紹介されていてなかなか実用的です。
今度作ってみよう。。
読んでて驚いたのは、日本にある食べ物で
完全に日本独自のものといえるものは「鰹節」しかないそうです。
寿司は中国の雲南地方から「熟れ寿司」と言う形で伝来したそうだし、
天麩羅も、もとを正せばポルトガル料理だそうです。
鰹節をもっと世界に対して誇らなけれならないのではないかと思いました！
他にも、カレーとインドにおける「浄」「不浄」の観念の関わり等、
宗教的な面からもカレーの歴史を追っているので非常に勉強になります。
【今日の出来事】
良いホームページを見つけました。
ハッブル望遠鏡が今までに撮った写真の一部が公開されてます。
一部とは言っても７５０枚も展示されてるので、見ると幸せになれます。
