決戦八重洲杯!

hayahiro8232006-05-21

八重洲杯は戦前から続く非常に伝統ある大会であり
今年で4回目を数える。
織田信長羽柴秀吉徳川家康・フランシスコ=ザビエルが
八重洲で共に麻雀卓を囲んだことが発祥の起源とされる。
毎年八重洲杯の季節になると、高田馬場周辺に
全国の囲碁関係者から、麻雀の腕自慢が集結し己の腕に
磨きをかける。


私はこの大会には第三回大会から参加をしている。
前回は予選をトップで通過しながら。決勝卓で2トビという
屈辱を味わった。
今回こそは雪辱を晴らしたい。


八重洲杯は全9半荘打ち、終わった時点で総合トップ者が
優勝となる。
3半荘目までの成績は、2−2−1で総合2位。
立ち上がりとしては上々だ・・しかし、総合1位のTOHEI氏は
3半荘すべて1位という狂った成績だった。
4半荘目は彼と頂上決戦である。負けるわけにはいかない。
序盤に19000点差をつけられ、大きく差をつけられる。
私は、千葉大のoku氏にサインを出し
私のリーチタンヤオチートイドラ2に差込みを行わせた。
あまりにあからさまな振込みであったが
勝つためであったので、手段を選ぶわけにはいかなかった。
その半荘はそのまま1位をもぎとり、最強位獲得に向け大きく前進した。
4半荘終わった時点で+128で総合トップである。




次の相手は千葉大の誇る豪腕「SIZU」様である。
TOHEI氏が陥落した今、2位の彼女との直接対局は避けることができない。
彼女には私の幻惑戦術が通用しないため、苦戦を覚悟した。
5半荘目が開幕し、予想通りSIZU様の豪腕が炸裂する。
親のハネ満や満貫をツモり、やりたい放題・・まさに猛獣である。
しかし私は、熟練の猛獣ハンターhara田氏と協力し、
ダブロンで猛獣をしとめることに成功した。
私は面前清一一通一盃口、hara田氏は満貫の手であった。




その後は、千葉大のうさぎちゃんや傷ついたジャッカルの狩りを
続けながら順調にトップへの道を走っていった。
8半荘終了の時点で、2位との差は+170以上になっており
私の一位の座は揺るぎのないものとなっていた。
それから40分後、第4回八重洲杯最強位の座は私のものとなった。
賞金は30000ペソであった。




八重洲杯では麻雀の技術以上に、その人の持つ「人格」や「品性」が
大きく影響する。
今回の優勝で「礼」を重んじる私の品格麻雀が、
八重洲杯に集った猛者達に通用したことを非常に嬉しく思う。
今後も「礼」「信」「義」を中心とした礼儀正しい麻雀に
さらなる磨きをかけていきたい。




最後に、千葉大のoku氏は−304で最下位であったことを追記しておく。