都市発展史

都市と環境問題という本を読みました。
モヘンジョダロやハラッパーの環境問題から、現代に至るまでの
都市の環境対策や、公害の歴史が載っていて非常に面白いです。

最近都市経済や、都市の文化に関する歴史の本を読んでます。
面白かったのは「何故２０世紀になるまで、技術があるにもかかわらず、
高層建築物を世界中で誰も建てなかったのか」ということ。
ローマ時代には既に、２〜３０メートルの高さの水道橋が
普通に作られてるのに、なぜ高層建築が作られなかったのかは、
自分も不思議に思っていた点でした。

答えは単純、「実用的なエレベーターがなかったから」。
都市の発展史おいて、自動車や鉄道の発明と同じくらい、
エレベーターの発明は画期的なものだったらしいです。
日常的に溶け込んで当たり前のように存在するエレベーターが、
実はとんでもない発明だと言うことがわかり感動しました。

【写真は夕飯に食べた韓国料理】
辛いです。