紳士の一日

hayahiro8232005-10-09

歴史的に産業革命以前は、労働は悪徳とされ、
したがって、富裕なジェントリー層の人間には、
休日という概念がなかった。
言うなれば毎日が休日であり、ジェントルメンは
そこに存在しうるだけで、その地域の社会的な
象徴となったわけである。


産業革命以降は、資本主義の発達とともに
労働は美徳とされ、ジェントルメンには
勤勉が求められるようになった。


ジェントルメンの休日は、主に狩りや
友人との談笑で費やされる。
狩りに出かけることは、地域社会に貢献するための
非常に有効な手段であり
その指導を任されることは、光栄なことなのである。


自分もジェントルメンの一員として、
休日は近くの城まで狩りに出かける。
城の名前はグラストヘイムという。


城の中には危険な動物がたくさんいる。
特に手負いの『深遠の騎士』はやっかいだ。
レベル90代のジェントルメンでも
油断していると、手痛いしっぺ返しをくらい、
死にいたることもある。
油断は禁物だ。


狩りの後は、ティーパーティー。
紳士たるもの、午後の茶会を欠かすことはできない。
プロンテラの広場で一個20ゼニーのミルクを買う。
狩りの後のミルクは格別である。


夕食は近くのラーメン屋の四川に行き
坦々麺を食べる。
坦々麺はイギリスの伝統的家庭料理であり
紳士の食卓には欠かせない。


こうして休日が終わり、
忙しい一週間が始まる。