みことの一手第10話

先日発売しましたまんがタイムきららMAX11月号に、みことの一手!の10話目が載っています。
まさか2桁も連載を続けられるとは思っていませんでした。
応援していただいている皆様、有難うございます!
完全に季節外れですが、今回は水着回です!9月ってもっと暑いイメージだと思っていたんだけど…w
水着を描くのは人生初なので、大苦戦しましたw


今月読んだ本は、北方健三の「楊令伝6巻」「史記4巻」宮城谷昌光の「三国志外伝」
エヴァンとアンドリューの「食料帝国」です。
食料帝国はあまり期待していなかったのですが、非常に面白かったです。
最初の数ページ目にある、「食料というものは文化であって、食料を
栄養をとるための手段としてしか考えていない地域では、文明は発達しない」
って感じの部分は、至言だと思いました。


話が少しずれますが、食料を得るためには環境を人為的に変える必要があって
それは結局多かれ少なかれ、環境破壊として問題が顕在化することになります。
環境破壊は、近代になって現れた概念だと思われがちですが
実は紀元前からずっと人類を悩ませ続けていた問題なのです。
原始的な競争社会においては、それがたとえ破滅に結びつくとわかっていても
人間は自分の利潤だけを追求してしまうため、結局は地域社会、そして文明の崩壊に繋がってしまいます。
このような破滅を防ぐためには、強力な権力による環境保護が必要で
中世のイギリスやフランス等の王室が…とか、ドミニカ共和国のトルヒーヨやバラゲールが…とか
色々書きたくなってしまうので止めておきます。


環境破壊については、いつか萌え4コマにしてみたいなとは
思うけれど、なんか難しそうですね(°ω°)